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生理の基礎知識
生理の周期と期間
注意点
排卵
量について
月経周期のはじめは、卵巣からエストロゲンという女性ホルモンだけがでます。
それに反応して子宮の内膜が厚みを増していきます。
その後、排卵というイベントが起こり、卵巣からはプロゲステロンという女性ホルモンもでてきます。2つのホルモンが協力して子宮の内膜がさらに厚みを増して、受精卵を待ち受けているのです。しかし、受精卵が子宮の中に入ってこなければ、卵巣は、ホルモンを出すことをやめてしまいます。ホルモンが足りなくなると、分厚くなった子宮の内膜を支えることができず、内膜が根元からはがれ始めます。この子宮内膜がはがれるときに内膜を栄養していた血管がちぎれて出る血が月経、生理です。
卵巣は、自分自身で考えてホルモン出したり止めたり、排卵したりしているのではなく、脳からの指令で働いています。ですから、女性の体の中では、自分が知らないうちに、とっても神秘的なことが起こっているのです。そのため、女性の体や月経は、生活や環境の変化やストレスなどの影響を受けやすいのです。
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生理の 周期と期間
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周期の数え方
前月の生理開始日から次の月の生理開始日の前日までの日数を数えます。
例えば、先月(30日とする)の生理開始日が20日で、今月の生理が19日に始まったとすると、
20日~30日までの11日間と次に始まった19日の前日、18日までの18日間をプラスします。
つまり、11日+18日=29日となり周期が29日周期だと仮定できます。
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正常月経とは
周期の日数:25~38日の間で変動が6日以内
持続日数:3から7日
と考えられています。
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排卵
排卵する日を知るためには、基礎体温を測る必要があります。
正しい月経周期の場合、排卵が起こり、排卵後の卵巣から出るホルモン(プロゲステロン)による体温の上昇の有無を知ることができます。基礎体温を測っていただくことで、正しく卵巣が働いているかを調べることができるのです。そのため、排卵のある人の基礎体温表には、高いところと低いところができるのです。
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注意点
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生理の順調な人
月経が順調でも排卵していないことが有ります。
(排卵の有無は基礎体温から知ることが出来ます)
無排卵周期症
(見かけの月経は有るが排卵していない 将来の不妊)
排卵の障害です。
基本的なエストロゲン(女性ホルモン)の分泌は保たれていますが
排卵が起らない、この出血はエストロゲンのみで育った子宮の内膜が
支え力を失って出血として現れているだけなのです。
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生理の不順な人
排卵が起っていることも有りますが、多くには排卵障害が有ると考えられます。
排卵が一定していため、基礎体温をさかのぼって、次回の排卵日を推定することや
避妊の期間を設定することが難しくなります。
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排卵
月経周期によって排卵日がちがいます。
排卵日は月経開始から12日から15日目が多いのですが、
月経周期が25日の人は月経開始から10日目には排卵が起っている可能性が有ります。
月経が7日続いたとすると、その3日後にSEXすると赤ちゃんが出来るということです。
“月経が終わった後 1週間は妊娠しない“
だから安全日、と考えていたらキケン!
逆にその頃排卵するから、赤ちゃんを作ろうと思っている人も無駄な努力です。
月経周期がもう少し長い人でも排卵日は個人個人違います。
やはり基礎体温が必要となります。
※
妊娠の条件は、排卵が有ることです。
妊娠を望まれる方は、まず排卵の有無を知る必要があります。
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量について
何と比べるかが問題で、あくまでも自分の判断です。
月経中の活動に支障が出るのなら、排卵の有無に関わらず治療が必要です。
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月経量が多い
固まりが出る、8日以上続く場合
子宮内膜症や子宮筋腫の可能性も有ります。検査が必要
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内診は必ずしも必要では有りません。超音波での検査もあります。
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月経量が少なすぎる
2日以下で終わる 急に少なくなった
ホルモンの異常が有るかどうかは、血液検査や、基礎体温の評価を受けて下さい。
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分娩を期にすくなくなったという方が多いのですが、基礎体温上で異常がなければ安心してください。
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