突然、股間のパンティーに当たる部分(外陰部)に、違和感がでたことがありませんか?

違和感、かゆみ、痛み、腫れている感じという順番に悪化していくのは、カンジダ外陰炎の症状かも?

カンジダは真菌(カビ)の一種で、『カンジダがいる=痒くなる』ではありません。

カンジダは、常在菌と呼ばれる、膣や外陰部の皮膚、口の中、直腸、男性の性器などに普通に存在する菌。

私たちの体の各部位には環境を維持するための細菌や真菌の集まりがあるわけで、その一つがカンジダなのです。

いるからといって症状が出るわけでなく、『症状がある=治療』が必要ということになります。

では、どんな時に痒くなるかというと、下の図のように、妊娠、病気や過労、ストレスなどによる体力の低下、

抗生剤などの薬によって膣や外陰部の環境のバランスが崩れたことが原因であることが多いのです。

ただ、パートナーとの接触がカンジダ症の原因である場合、カンジダの陰にクラミジアや淋病や梅毒といった真の性病が隠れていることがあります。

誘因

抗菌薬投与(局所、全身)

ホルモン剤投与(エストロゲン、副腎皮質ホルモン、経口避妊薬)

糖尿病、その他消耗性疾患の合併症として

STD(感染経路)

妊娠

局所要因

局所栄養(ビタミン、ビオチン、唐、有機炭素源)

PH

細菌叢の変動

局所粘膜組織の抵抗性

15年前から再発性カンジダ治療薬が薬局販売されていますが、なぜか、最近再びCMされていますね。カンジダは、自分で治療できればそれに越したことはありません。ただ、性病が隠れていたり、糖尿病や免疫の病気が原因で発症している場合、何度も繰り返したり、薬が全く効かなかったりということが起こります。何より最悪なのは、質の悪い性病や生活習慣による病気の治療機会を逸してしまうこと。きちんと婦人科を受診してれば、スッキリと治ったものが、市販薬に頼ったばかりに、ほかの病気をこじらせてしまうこともあるのです。婦人科は怖いところではありません。きちんと検査をして、適切な治療をし、必要であれば、生活習慣を見直すためのアドバイスも行います。回り道せず、一度ストレートに婦人科に受診してみませんか?不快な症状から解放されてスッキリしましょう。